当院は、歯の形や色の審美(美容)性を重視すると同時に、悪い噛み合わせから生じる顎の関節の問題 (顎関節症) などの診断にも力を入れています。お気軽にご相談下さい。
上顎前突(出っ歯)は、上の前歯が、前に出ている噛み合わせのことをいいます。

いろいろな上顎前突(出っ歯) 全て、歯の裏側から矯正する舌側矯正で治療可能です。

歯の裏側からの矯正を専門用語で舌側矯正といいます。(裏側矯正=ぜっそく矯正)

歯列矯正にコルチコトミーを加えた症例
いろいろな上顎前突(出っ歯)2


上顎前突(出っ歯)の症例
【主訴】

ものを食べるとき、奥歯を噛みしめても前歯が出ていて噛み合わず、食べ物をよく噛むことができません。そこで、下顎を前にずらして噛むくせがついて、 顎の関節にも負担がかかっているような気がします。
【症状】上顎のサイズが大きいうえに、上顎の前歯が外側に傾斜しています。

(歯列矯正のみの症例)
【診断】上顎前突 (出っ歯)
【治療法】
上顎が大きい(過成長)とき、成長期の子どもなら顎の成長を抑えることもできますが、
大人の場合には、歯の移動によって、歯の周囲の骨(歯槽骨)の形の変化を促します。
歯だけでなく、歯ぐきも出ている場合には、歯の根も十分内側(舌側)に移動させなければなりません。

一般に、上顎の奥の小臼歯を抜いて移動のスペースを確保します。 また、上顎が < 矯正 > の範囲を超えて大きいときには、外科的にサイズを小さくする手術を行いますが、ほとんどの上顎前突(出っ歯)の症例は矯正で治療できます。
出っ歯は美容上の問題だけでなく、治療しないでおくと、唇が閉じにくく、歯肉が乾燥して湿り気がないために、歯周病の原因になることもあります。
出っ歯(上顎前突)の矯正で治した症例の表情の変化

出っ歯(上顎前突)の場合は、口唇を意識的に閉じようとするため
口唇の周囲の筋肉(表情筋)が緊張しやすくなります。
また、噛み合わせが悪いために生じるストレスが、顎の関節に影響して、口を開いたときに、痛みや音が発生することがあります。
これは一般的に顎関節症といわれますが、肩こりや頭痛の原因にもなります。
最近、この症状を訴える若い人が大変多くなってきましたが、その原因の多くが悪い噛み合わせにあることがわかってきました。
出っ歯の原因としては、日本人の骨格的な特徴や家庭的な遺伝もありますが、成長期に鼻やのどなどの病気で正しい鼻呼吸ができず、 口呼吸を長く続けていたためになることもあります。 また、指しゃぶりや舌へき(舌を突き出して飲み込むくせ)なども原因のひとつと考えられています。
上顎前突(出っ歯)の矯正で治した症例の横顔の変化
治療前:
上顎前突(出っ歯)のために強い口輪筋(こうりんきん)の緊張があり、あごの部分に梅干状のシワができます。
治療後:
口輪筋の緊張がなくなり自然でバランスのとれた表情になりました。
出っ歯の場合には、意識が前歯だけに集中してがちですが、じつはその多くは、奥歯の噛み合わせも前にずれています。
したがって、出っ歯の < 矯正 > は、前歯だけでなく、
奥歯の噛み合わせをきちんとよく噛めるようにすることが歯科治療の最終ゴールとなります。
上顎前突(出っ歯)の治療方法
1 部分矯正 前歯だけ 上下全体の費用の1/3程で矯正可能
2 上顎だけの矯正 部分矯正では治せない範囲が可能
3 上下の全体の矯正 奥歯も含めた理想的な噛み合わせが可能
4 コルチコトミー コルチコトミーを歯列矯正に加えることで、歯列矯正の治療期間の大幅な短縮が可能
5 セラミックの差し歯(オールセラミッククラウン法) 前歯の形と歯の色を同時に治せます (歯ぐきは引っ込みません)




上からみた上顎前突(出っ歯)治療経過






