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八重歯・叢生(そうせい)・乱杭歯(らんぐい歯)の治療例
- 症例1. 全体矯正(診断名:上顎前歯前叢生)
- 症例2.全体矯正(診断名:上下顎前歯前叢生)
- 症例3.上下前歯乱杭歯、受け口(部分矯正)
- 症例4.八重歯(叢生・乱杭歯)の部分矯正
- 症例5.上下顎前歯前叢生(全体矯正)
- 症例6. 上顎前歯前叢生(全体矯正)
- 舌側矯正のポイント と 抜歯について
叢生(乱ぐい歯)は八重歯(犬歯唇側転移)など歯が重なりあっている状態をいいます
叢生(乱ぐい歯)は顎と歯の大きさの不調和などの原因で、八重歯(犬歯唇側転移)など歯が重なりあっている状態をいいます。
ブラシングなどの口腔清掃が困難になり、虫歯や歯周病の原因になります。



健康で美しい歯は一生の財産です。歯列矯正で、「噛む力」+機能美が実現します。
ただし、矯正治療におけるリスク・副作用には以下のものがあります。
1) 痛み最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間から1-2週間で慣れることが多いです。
2) 患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
3) 歯根が吸収して短くなるリスク(歯根吸収)があります。
治療法
叢生・八重歯・乱杭歯の治療には、3つの方法があります。
1. 歯を抜かないで拡大 2. 歯を小さくする 3. 歯を抜く
歯並びの状態によって、このいずれかを治療法として選択します。それほど、歯の混み具合がひどくなければ、多くの症例で 歯を小さくするだけ(1歯について1ミリ以内)歯並びを治すことができます。
治療例 (叢生、八重歯、乱杭歯)
症例1.全部矯正 (上下の矯正)
主訴 :乱ぐい歯が気になる
診断名:上顎前歯前叢生
治療方針:上顎第一小臼歯、下顎左側第一、左側第二小臼歯、抜歯
装置;上下顎 舌側矯正(CLIPPY―L)
動的治療期間:26ヶ月
初診時年齢:26歳
施術の副作用(リスク):
1)発音特に舌側矯正では装置になれるまで発音しづらいなどの症状がでます。
2)装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
3)歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯茎がやせて下がることがあります。
費用の目安: 総額 約135万円
症例2.全部矯正 (上下の矯正)
主訴 :乱ぐい歯、八重歯が気になる
診断名:上下顎前歯前叢生
治療方針:上顎第一小臼歯、下顎左側第一小臼歯、抜歯
装置;上下顎 舌側矯正(CLIPPY―L)
動的治療期間:21ヶ月
初診時年齢:20歳
施術の副作用(リスク):
1)痛み最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間から1?2週間で慣れることが多いです。
2)歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
3)歯根吸収・歯肉退縮歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなるリスク(歯根吸収)があります。また、歯茎がやせて下がるリスク(歯肉退縮)もあります。
費用の目安: 総額 約135万円
症例3.上下前歯乱杭歯、受け口(部分矯正)
前歯の部分矯正の症例。前歯の反対咬合と上下前歯の叢生を主訴として来院しました。
患者の希望により、装置は上顎が舌側装置、下顎は唇側(セラミック)を用ています。
主訴:上下前歯乱ぐい歯、受け口
診断名:上下顎前歯叢生、反対咬合
治療方針:部分矯正(上下顎前歯)
装置;上顎 舌側矯正(CLIPPY―L)、下顎 唇側(セラミック装置)
動的治療期間:14ヶ月
初診時年齢:22歳
施術の副作用(リスク):
1)治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
2)痛み最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間から1?2週間で慣れることが多いです。
費用の目安: 総額 約70万円
症例4.八重歯(叢生・乱杭歯)の部分矯正
八重歯(犬歯唇側転移)の症例。患者様の費用を抑えたいという希望から、目立つ上顎だけの部分矯正を舌側装置で行った。
主訴 :乱ぐい歯、八重歯が気になる
診断名:上顎前歯前叢生
治療方針:上前歯部分矯正
装置;上顎 舌側矯正(CLIPPY―L)
動的治療期間:14ヶ月
初診時年齢:30歳
施術の副作用(リスク):
1)痛み最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間から1-2週間で慣れることが多いです。
2)歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
費用の目安: 総額 約50万円
症例5.上下顎前歯前叢生(全体矯正)
乱ぐい歯、八重歯を主訴に来院した20歳の患者様。叢生を治すスペースを確保するため上下奥歯(小臼歯)を抜歯しています。
上下顎、小型の舌側装置(CLIPPY―L)を用いています。
主訴 :乱ぐい歯、八重歯が気になる
診断名:上下顎前歯前叢生
治療方針:上顎第一小臼歯、下顎左側第一小臼歯、抜歯
装置;上下顎 舌側矯正(CLIPPY―L)
動的治療期間:21ヶ月
初診時年齢:20歳
施術の副作用(リスク):
1)歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
2)歯根吸収・歯肉退縮歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなるリスク(歯根吸収)があります。また、歯茎がやせて下がるリスク(歯肉退縮)もあります。
費用の目安: 総額 約135万円
症例6.上顎前歯前叢生(全体矯正)
前歯の叢生(乱ぐい歯)を主訴に来院した、20代の男性の患者様です。
叢生の度合いが大きいため、上顎と下顎の小臼歯を抜歯して、歯を移動させています。
主訴 :乱ぐい歯が気になる
診断名:上顎前歯前叢生
治療方針:上顎第一小臼歯、下顎左側第一、左側第二小臼歯、抜歯
装置;上下顎 舌側矯正(CLIPPY―L)
動的治療期間:26ヶ月
初診時年齢:26歳
施術の副作用(リスク):
1)発音特に舌側矯正では装置になれるまで発音しづらいなどの症状がでます。
2)装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
費用の目安: 総額 約135万円
舌側矯正のポイント
理想的な機能咬合を咬合器上の模型で制作し、これを基にして理想的な矯正装置を
決定します。これをコアーシステムによって、歯に装置を装着します。
このステップを行うことによって初めて理想的な舌側矯正の治療が可能になります。
抜歯について
歯と顎の大きさの不調和が大きいときには、 矯正で歯を移動するスペースを確保するために、抜歯して歯の数を減らすことが必要となります。
ただし、この患者様のように犬歯の八重歯であっても、犬歯そのものを抜くことはしません。
そのすぐ奥にある小臼歯上下・左右の計四本を間引きします。
これは、歯根が長くて噛み合わせのためにも重要な犬歯を残しておくためと、口もとが貧相になってしますことを避けるためです。
小臼歯を抜いてしまうのは、治療する歯に近く、笑ったときも比較的見えない位置にあるという理由からです。