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反対咬合の部分矯正の症例は、部分矯正の頁に掲載しております
受け口(うけぐち)・反対咬合(はんたいこうごう)・下顎前突(かがくぜんとつ)・しゃくれ
前歯は、普通は上が外側、下が内側になって噛み合わせるようになっています。
これが反対になっている状態を、受け口(反対咬合)といいます。
受け口(反対咬合)には、下顎の過度な成長や上顎の成長不十分による骨格性のものと、上の歯が後方に傾斜したり下の前歯が前方に突出している歯性のものがあります。


※歯の裏側からの矯正を専門用語で舌側矯正(ぜっそく矯正)といいます。
<治療法> 反対咬合・受け口・しゃくれ
反対咬合・受け口・しゃくれの治療法 は、矯正治療のみで大部分の症例が治ります。
上顎が小さく、上顎の前歯が内側に入っている場合には、奥歯(小臼歯)を抜く必要が無く、前歯を広げる(拡大する)だけで治りますが、 下顎が出ている場合には、下顎の奥歯(小臼歯)を抜くことによって下顎の前歯を内側に引っ込める「矯正」で大部分の症例が治ります。
例外的に、下顎のサイズが「矯正」の範囲を超えて大きい場合には、 外科手術によって下顎のサイズを小さくします。
<治療例>
症例(1) 前歯反対咬合、下顎右側偏位(全部矯正)
主訴: 受け口が気になる
診断名: 前歯反対咬合、下顎右側偏位
治療方針: 下顎右側第一小臼歯、抜歯
装置: 上下顎 舌側矯正(CLIPPY―L)
動的治療期間: 24ヶ月
初診時年齢: 25歳
施術の副作用(リスク):
1)発音特に舌側矯正では装置になれるまで発音しづらいなどの症状がでる事があります。
2)歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
3)顎関節症の兆候のあるケースは治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
費用の目安: 総額 約135万円
舌側矯正のポイント
(INDIRECT BONDING SYSTEM IDEALWIRE FORM)
理想的な噛み合わせを模型上で作り、それを元にして理想的な位置に装置を付けます
同時に理想的な矯正用チーワイヤーを作成します
このステップを行うことによって初めて理想的な舌側矯正の治療が可能になります
頭部エックス線規格写真(セファログラム)による治療前後の比較では.
下顎前歯は舌側傾斜移動し、前歯反対咬合が矯正され、E-lineは改善した。
症例(2).前歯反対咬合、下顎右側偏位(全部矯正)
主訴:受け口が気になる
診断名:前歯反対咬合、下顎右側偏位
治療方針:下顎右側第一小臼歯、左側第二小臼歯 抜歯
装置;上下顎 舌側矯正(CLIPPY―L)
動的治療期間:36ヶ月
初診時年齢:35歳
施術の副作用(リスク):
1)歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
2)痛み最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間から1?2週間で慣れることが多いです。
3)装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
費用の目安: 総額 約135万円
舌側矯正のポイント
(INDIRECT BONDING SYSTEM IDEALWIRE FORM)
理想的な噛み合わせを模型上で作り、それを元にして理想的な位置に装置を付けます
同時に理想的な矯正用チーワイヤーを作成します
このステップを行うことによって初めて理想的な舌側矯正の治療が可能になります
頭部エックス線規格写真(セファログラム)による治療前後の比較では.
下顎前歯は舌側傾斜移動し、前歯反対咬合が矯正され、E-lineは改善された。