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開咬(オープンバイト)の症例
前歯が閉じないオープンバイト (開咬・かいこう)
奥歯は噛んでいても、前歯が噛み合わずに開いているものを開咬(かいこう)といいます。
小さい頃の指しゃぶりの癖や、舌を出す癖など、遺伝的な顎の形態からなります。
開咬は、前歯で食べ物を咬み切ることができないばかりでなく、(例:トウモロコシ、スパゲティなどが前歯で噛めない)
正しい発音もできません。

治療法 開咬(オープンバイト)
開咬は、噛んだときに奥歯は当たっていても、前歯が噛み合わない状態です。
食べ物を噛み切るにも不自由で、話すときにも息がもれて、発音がうまくゆきません。
治療法は、通常、奥歯(小臼歯)を抜いて治療する方法がとられます。
オープンバイトは、骨格的に問題があり、下あごの成長方向が、悪い人がなりやすい傾向があります。
また舌へき(舌を突き出して飲み込むくせ)なども原因のひとつと考えられています。
これに対しては、いわゆる筋機能療法を用いることがあります。
さらに、成長期に鼻やのどの病気、とくに、アデノイドや鼻炎、扁桃腺肥大、蓄のう症などで、
口呼吸を長くつづけていることによって、オープンバイトになりやすくなります。
治療例 開咬、オープンバイト
矯正後のスマイルライン (開咬、オープンバイト)
治療例(1) 前歯部開咬(全部矯正)
主訴 :前歯が噛まない、オープンバイト
診断名:前歯部開咬
治療方針:非抜歯
装置;上下顎舌側矯正(CLIPPY―L)
動的治療期間:30ヶ月
初診時年齢:21歳
施術の副作用(リスク):
1)装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
2) 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
3)歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯茎がやせて下がることがあります。
費用の目安: 総額 約135万円
(INDIRECT BONDING SYSTEM IDEALWIRE FORM)
理想的な噛み合わせを模型上で作り、それを元にして理想的な位置に装置を付けます
同時に理想的な矯正用チーワイヤーを作成します
このステップを行うことによって初めて理想的な舌側矯正の治療が可能になります
頭部エックス線規格写真(セファログラム)による治療前後の比較では.
上下前歯の挺出が認められ、上下臼歯はやや整直している。
症例2.前歯部開咬(全体矯正)
20代の男性の方の症例です。前歯が閉じないオープンバイト(開咬)でお悩みでした。
上下顎の全体矯正で治療を行いました。このケースでは、患者様の希望に基づき抜歯はしておりません。
動的治療期間は、30ヶ月です。裏側からの矯正で、オープンバイトだった歯並びが理想的な咬み合せとなりました。
主訴 :前歯が噛まない、オープンバイト
診断名:前歯部開咬
治療方針:非抜歯
装置;上下顎舌側矯正(CLIPPY―L)
動的治療期間:24ヶ月
初診時年齢:21歳
施術の副作用(リスク):
1) 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
2) 治療中に顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくいなどの顎関節症状が出ることがあります。
3) 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯茎がやせて下がることがあります。
費用の目安: 総額 約135万円
症例3.骨格的前歯、小臼歯部開咬(全体矯正)
30代の男性の方の症例です。前歯が閉じないオープンバイト(開咬)でお悩みでした。
骨格性の開咬のため、上下顎の全体矯正で治療を行いました。上下第一小臼歯を抜歯して、咬合の改善を行いました。
主訴 :前歯が噛めない、オープンバイト
診断名:骨格的前歯、小臼歯部開咬
治療方針:上下顎第一小臼歯、抜歯
装置;上顎 舌側矯正(CLIPPY―L)
動的治療期間:24ヶ月
初診時年齢:30歳
施術の副作用(リスク):
1)装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
2)顎関節症の兆候のある症例では、治療中に顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくいなどの顎関節症状が出ることがあります。
3) 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯茎がやせて下がることがあります。
費用の目安: 総額 約135万円
症例4.前歯開咬および前突
開咬および出っ歯でお悩みだった患者様の治療例です。舌側矯正で治療しました。
主訴 :前歯が噛めない、上顎前歯が出っ歯
診断名:前歯開咬および前突
治療方針:上顎第一小臼歯抜歯 上顎全体矯正
装置;上顎 舌側矯正(Kurz)
動的治療期間:25ヶ月
初診時年齢:25歳
施術の副作用(リスク):
1) 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
2) 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯茎がやせて下がることがあります。
費用の目安: 総額 約80 万円
症例5.前歯部開咬および叢生(全体矯正)
開咬および叢生でお悩みだった患者様の治療例です。舌側矯正で治療しました。
主訴 :前歯が噛まない、前歯の乱ぐい歯
診断名:前歯部開咬および叢生
治療方針:非抜歯
装置;上下顎舌側矯正(Kurz)
動的治療期間:24ヶ月
初診時年齢:29歳
施術の副作用(リスク):
1)装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
2) 治療中に顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくいなどの顎関節症状が出ることがあります。
費用の目安: 総額 約135万円